タナゴコロ

よこーさん!!キスマイ。初心者。@Ttk_d

数年がかりでリア友をキスマイ沼に誘い込んでしまった話

リア友がキスマイに落ちた。ような気がする。担当になったとかそういうことは勝手に断言はできないと思っているけど、私から見ると彼女は割とキスマイ沼にドボンしてると思う。今回はそんなリア友ちゃんのドボン話を、第三者目線から。



そもそもここ数年、彼女は新しいライブDVDが出ると一緒に観ていたもののそれ以上の興味は示してこなかった。なのに、今、すごい勢いでキスマイにハマり始めている。私は今年初めてライブに参戦したことがよかったのだろうと思っていたので、ある時改めてやっぱライブがよかったの?なにかきっかけとかあった?と興味本位で尋ねたことがある。彼女はこう言った。
 
「ライブに行った時はまだ、ああ、楽しかったな〜、、で終わりだったんだよね〜。ディズニーとか、テーマパークみたいな、その日限りの感じ。でも、帰ってきて少し経って気付いたらじわじわキスブサとかキスマイが出てる番組とか見るようになってさ、27時間テレビのジャンプとキスブサ対決の、ニカちゃんのシャワー観て落ちたって言うか」

……。ライブじゃなかった。いやライブもあったのだろうけど最後の一押しはライブじゃなかった。ここで言う「ニカちゃんのシャワー」とは、カッコいいシャワーの浴び方、というお題の元「彼女とのデート前に急いで」という設定を忠実に守り、非常に男らしく(?)グワーと身体を洗い頭も洗い顔も真っ白、になったアレのことだろう。私はてっきりライブに行って何かが変わったのだとばかり思っていたが、最後の一押しがあのシャワーだったとは。確かにキスジャン対決のあとしきりに「ニカちゃんのシャワーめっちゃよかった」とは言っていた気がするけども、まさかあれが引き金だったとは。すごい。すごすぎる。二階堂高嗣の勢いを改めて実感するとともに、そこが引き金でニカちゃんに落ちたという友人に謎の誇らしさすら感じた。

そもそも、彼女が初めてキスマイのライブDVDを見たのは2015年。キスマイ渾身の、初めてのセルフプロデュースツアー。発売になったから買ったんだと何気なく話すと意外にも「観てみたい」との反応があり、えっ観てくれるの!観ましょう観ましょう観せましょうと喜び勇んで観せた、キスマイジャーニー〜ブルーレイ画質をそっと添えて〜。その時の反応は、ジャニーズのコンサートってこんな感じなんだ〜、えっ今のココでキャーくるの?!という感じで、とにかく藤玉への黄色い歓声にウケてた印象しかない。そしてその気持ちは分からないではないが、「私もキャーって言われてみたい!」って言い出してガヤさんのマネしてたのには笑った。なんでそっちに憧れるんだ。

その後お互いにめでたく社会人となり、夏には私が初めてライブに行き感想を語ったり、翌年出たDVDをまた一緒に観たりしてはいたもののなんの進展(?)もなく、迎えた2016年春。今年もキスマイのツアーの申込、当落が出た。私はもともと別の友人と行くつもりで申し込みをしていたが、遊びに来た彼女にそのことを言うと「ちょっと行ってみたかったな〜」「チケットって買うの難しいの?」とのこと。えっ、行きたかったの?!?!まじで!?!?!?じゃあということで席はバラバラだが、幸運にも彼女も同じ日に入れることになった。

YES ISCREAMはもちろん、ソロ曲のMVも全員分を一緒に観て、その時点では「千賀さんってダンス上手いんだ?!」「千賀さんカッコいい」とまんまと千ちゃんのカッコよさに気付いていたし、ついでに沖縄も見せてみたら、とても楽しそうにみていた。いそいそと昨年のライブDVDを借りて帰っては予習しておくねと意気込んでいたし、当日の様子は席が違ったのでわからなかったけど、LINEの様子からは思いの外楽しんでくれたようで私もほっとした。今年のライブ構成やMCが昨年までと比べて格段に「おたく(本人たちのことが好きな人)だけでなく一般人(本人たちにさほど興味のない人)でも楽しめるもの」になっている様に(個人的には)感じられたのもとても良かった。今年連れてこれて本当に良かったと思った。

そんなこんなでライブ参戦から数週間後に、我らが二階堂高嗣の誕生日を迎えた。にかにゃんのことが気になっているのはライブ後に聞いていたし、私の情報収集ツールはツイッターだとも話していたので、検索かければレポあるよと教えてあげたら既に自分で探して毎公演読んでいたとのこと。ここからはもう止まらない、いつのまにかナチュラルに「みっくん」「ニカ千」「ガヤさん」呼びを習得し「やえばず」も使いこなす、私より先にライブDVD発売の情報を手に入れる、私より熱心にどの雑誌を購入するか検討する(彼女はとてもテレガイが好きだ)、私の分まで長崎パンフを手に入れてくれる(1人一冊だったが同行者が譲ってくれたらしい)、私よりもキスマイちゃんの長崎パネル撮影に余念がない、ライブでカッコつけてるみやっちが面白いと言っていたのにいつのまにか「みやっちは王子様だから」と言い出す、いつのまにかジャニショデビューを果たし私にキスマイ(横尾さんフューチャー版)フォトブックをプレゼントしてくれる、私も行ったことのないデュアルモニタールームに行こうと誘ってくる…。沼だ。十中八九これは沼だ。キタミツのすごさとみやっちのかっこよさに気づいてしまったらもうキスマイ沼だと思っているのでこれは沼だ。こうしてニカ千&キタミツトリオが大好きなキスマイファンがまたひとり出来上がってしまった。

その後も順調にキスマイを摂取しているらしく、最近では「ニカちゃんだけじゃなくてやっぱり千ちゃんも気になり出したの、2人追うの大変で困っちゃうよね」「最近ジャニーズWESTの魅力にも気付いちゃって、買うほどじゃないけどDVD観たいんだよな〜」と言っていてもう私には手がつけられない。「1番は今はニカちゃん。愛の大きさが違う」とのことだが今後どうなることやら。かと思えば「横尾さんが羨ましい。ニカちゃんもジャニーズ関連じゃなく、中居さん関連じゃなく、キスマイ関連じゃないテレビに出れるようになって欲しい」「普通、ガヤなら芸人でいいじゃんってなるじゃん、そこが今の壁だよね」と私の気づいていなかったニカファンの気持ちを教えてくれたり(にかにゃんは絶対いつか何かをモノにするよ!必ず!!)、「ガヤさんて何気キスマイの中で一番ギャグセンス高いよね」と鋭い観察眼を発揮したりする。そうなんだよ、ガヤさんってめっちゃ面白いひとなんだよ!だからガヤさんもっと喋ってくれたらすごくチームとしても面白くなると思うんだけどな!!最近その兆しもあると思っているので今後に期待してるんだけど…ってなんの話をしてるんだ。


願わくば、彼女がこれからもキスマイちゃんを愛してくれますように。いや、興味が他へ移ったり熱が落ち着いたりはお互いいつかするかもしれないけど、嫌いになったり幻滅したりはしませんように。そして彼女がそう思い続けられるくらい、キスマイちゃんがその魅力を充分に発揮し続けられますように。

デュアルモニタールームであいすくりーむのDVD観るのも舞祭組シングルも楽しみだなー!!!







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※写真はジャニーズWEST推しの友人も含めた3人で行った長崎の中華街にて。

KISS MY NAGASAKI

長崎に行ってきた。Kis-My-Ft2JR九州のCMに起用され、大々的に勧誘してきたからだ。最近はリア友ちゃんが完全にキスマイ沼に落ち、私のあずかり知らぬスピードでおたくライフを満喫しているせいもあって、長崎旅行もすんなり行くことになっていた。

とは言え、もともと地方住みなこともあり聖地巡礼などは興味がないというかハナから諦めてしまっているタイプだったので割と恥ずかしかった。リア友ちゃんの方がよほど素直にキスマイエクスプレスにはしゃいだりパネルを撮影したり出来ていた。いや恥ずかしいよこれ、と天邪鬼ぶりを発動しながら結果的にはちゃんと聖地巡礼してきた。楽しかった。長崎はごはんがおいしい。おやつもおいしい。市内も路面電車で移動しやすいところに色んな観光スポットがある。同じ日本海側でもこんなに違うのかと思うほど工業、特に造船業の発達がすごい。歴史をとても大切にしている。たくさんの刺激を貰って、癒しを貰って、彼らがこのお仕事を頂いたということへの嬉しさを感じながら今、自分の日々の生活に戻ろうとしている。楽しかったよ。きっかけを、ありがとう。


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しょっぱなから長崎じゃない(笑)佐賀のバルーンフェスタは友達に誘われてついでに立ち寄ろうか程度の気持ちで、そもそも出店が出るっていうし時間もあるしおいしいもの食べて横目でバルーン見れればいいかなくらいだったんだけど行ってみたらすごい人で出店もすごい規模でやってることもすごかった。熱気球乗れないし、とか思ってたけど世界選手権面白かった。最初風が強くて出来るかどうかでずっと待ってたんだけど、事務局からゴーサインが出てからのそれぞれの気球が飛び立つ瞬間、一つ一つがとても感動的だった。夢中で選手に手を振った。友人たちにばれぬようこっそり泣いた(笑)。帰りに車窓から眺めるくらいでもとてもキレイだったけど、是非一度あの会場に行って、あの感覚を体験して欲しいイベント。


何かを熱心に好きだという人に弱いのでオルゴール売りについてとても熱心にそして楽しそうに解説してくれる店員さんがとてもイイなと思った。オルゴールを作っているのは国内で1社だけとか、それまでちょっとお高めだったオルゴールだけど、修学旅行生向けに1000円のやつを作ってもらったとか、今売れてる曲自分でピックアップしてオルゴール用に起こして新たにメーカーさんに作ってもらってるとか、値段のバランスを見て安ければ手が出しやすいけど曲が短くて物足りないからもう少し曲が長くて楽しめるやつを大人用に作ってもらったとか。私にもともとオルゴールへの興味があったわけではないんだけど、すーごく楽しかった。


中華街でミルクセーキも食べたし、ちゃんぽんも魚介の出汁がすごい効いててとても美味しかった。卓袱料理は正直お高めなのだけど、ガイドブックで調べて3500円のものをチョイス。すっごく美味しくて満たされた。

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長崎から電車で有田駅(佐賀県だったのね!)まで移動、そこから乗り合いタクシー。時間を単純するなら有田まで行かず、他の最寄り駅から普通にタクシーでもイイかも。乗り合いタクシーの4つ目の停留所、観光交流センター(陶芸の館)で街歩きのパンフレットとかフリーのことりっぷとかが貰えてよかった(それぞれHPにもデータ掲載あり)。カレーめちゃめちゃ美味しかったし、お芋のアイスも芋味のアイスじゃなくてほんとのお芋とアイスが混ざってるのがとても良かった。

http://www.town.hasami.lg.jp/yakuba/shoukou/kankou_001.htm




キスマイ4大ペア攻防戦〜KIS-MY-WORLD福岡9/13に行ってきたお話①

KIS-MY-WORLD福岡9/13公演に行ってきた。文字通り目の前で繰り広げられるパフォーマンスはどれも圧巻であったけれど、今回は今ツアーの「目玉」、4ペアのパフォーマンスに着目した感想を述べたい。というのも行く前にそれぞれの特性的なものをつらつら語った記事を書いたので、せっかく行ったからには直後の感想も残しておきたいなと。



まず4ペアの中で最初に登場したのは宮玉のBE LOVE結婚式。一緒に行った友人から、入る前に「情報処理が追いつかなくて次の曲の中ほどまで放心状態になる」「あれは危険」「本当気をつけて」とマジな忠告を受けたのですごく気合いを入れてたのだけれど、結果として実物を目の当たりにした私はすごく笑っちゃったという。なんかゴメンな。
でも決してバカにしてるわけではなくて、パンフのインタビューでみやっち本人が「面白いととらえるか、カッコいいととらえるか…この曲の受け止め方は見てる人にまかせるよ」と言ってくれたので正直に言います超面白かったです。何が面白かったのって言われると困るんだけど、おそらく宮玉がどこまでも宮玉過ぎてたことかなと。

彼らの彼ら2人における基本姿勢は結局内向きで、というのは悪い意味ではなく、彼らはお互いがお互いのことを分かっていればよくて、お互いがお互いのかっこいいところを引き出してあげることに夢中で、普段は7人の中で人一倍ファンへの気配りをするみやっちが玉様しか見てなくて、普段はマイペースな玉様がみやっちを引き立たせることに全力を尽くしていて。でも所々ベールの扱いが雑だったりハケ方が余韻もへったくれもなく普通に速やかだったりして。それでもそんなのお構いなしに完全な2人の世界を作りあげ、理解が追いつかない・情報処理しきれてない客を前に「みんなも俺らのこういうの好きなんでしょ?」と言わんばかりのパフォーマンス。そうそう、これこれ。これぞ宮玉。私たちが追いつけない、我々の理解の範疇を超えてくるディープさあっての宮玉だよ。結婚おめでとう。


会場内が宮玉に悲鳴を上げる中、次に出てくるのは藤横コンビ。通称わたたい。思いっきりかわいくするとの公約通り、ピンクの着ぐるみ、フードは被らず頭には…あれは猫耳?犬耳?わかんないけどとりあえず耳。お尻にかわいくハートのアップリケで「わた」「たい」。歌に合わせて踊って飛んでホネ投げて。もう本当にココは本人たちが楽しそうで楽しそうで、のびのびしまくってるのが伝わってきて感無量。終始かわいこぶりっ子するきゅるきゅるたいちゃん尻目に、時には威嚇したり楽しそうに笑ったりしっかり大口あけて歌ったり「ボクノ、オモチャ、アゲル〜〜〜〜!!!」って何事だよ!!!!!!この甘えん坊三男坊が!!

宮玉・わたたいは両方親友ペアだと以前も書いたんだけど、宮玉の宮玉におけるベクトルが内向きだとすると、わたたいは比較的外向きだなと感じた。普段の関係性は置いといて、少なくともパフォーマンスにおいては、の話。宮玉はまず第一にお互いの存在があって、結局こういうのみんなもスキでしょ☆的な、あくまでファンは後付けなんだけど、わたたいは俺たち意外とかわいいでしょ?!ほらわたかわいくない?!たいすけってこんな顔もするんだよ!見て見て!!っていう、見られてることをちゃんと意識してる感じがして、ファンが盛り上がるから彼らも楽しくなってて、彼らが楽しいから私たちも楽しい。どちらがイイとかそういうわけじゃなくて、そうかこの2ペアはこういうベクトル的違いがあるんだなと。そんなようなことを興味深く感じたところで4ペアガチンコ対決の前半戦終了。


後半戦のトップバッターはニカ千のDouble Up。打倒藤北を掲げ、自分たちの持ちうる全てのカッコイイを詰め込んだような渾身の一曲、パフォーマンス。去年の藤北FIRE!‼︎は熱いカッコ良さだったけど、今年のニカ千Double Upはキスマイの普段の攻め方とも一味違う、クールなカッコイイだったのが意外だった。千ちゃんがああいうの好きそうだなとは思ったんだけど、ニカちゃんがあそこまでやるとは。見られていることを意識し、理解し、見せるための最高のパフォーマンスをする千ちゃんと、パフォーマンス中、周りに客席があることを全く感じていないような、ただひたすらに自らのパフォーマンスで確固たる世界観を表現するという任務を遂行するニカちゃん。共に踊り、歌い、宙を舞う2人なのだけれど、この2人のパフォーマンスにおける対極の姿勢がとても面白い。そしてその対極同士があわさってこそ作り上げられる、ただただ「カッコイイ」を表現するためだけの曲。それがDouble Up。


末っ子ツインズからの挑戦状を受け取り、4ペアの中で最後にステージに上がるのは藤北の証。先程の挑戦者たちのギラギラ感なぞなんのその、ドームのまん真ん中で椅子に座ってゆっくりギターセットして、「藤ヶ谷さん(ジャン」「はい(ジャン」とかそっけない会話入れちゃう藤北。ギラギラしなくても、ずっと座って一切踊らなくても、表現できるものがある。一生懸命ギター選んで、ドギマギしながら渡して、受け取って、多分一生懸命練習して、それでも平気な顔してギター弾きながら歌ってる。センターステージから静かなさざ波が生まれ、波紋となって広がっていく。とか浸ってたらそっからFIRE!‼︎とか入れてきてまだまだ弟たちには負けねえぜっていう容赦ない気迫見せてくるから奴らは油断も隙もありゃしない。10年経って丸くなったとかお互い引くところは引くようになったとか自分が前に出ることばっかり考えなくなったとか言いながらも決してピースフルなだけじゃない、助け合うけど譲り合わないキスマイが大好きだ。


4ペアが至極4ペアらしくそれぞれの世界観を見せてくれてとても興味深かった。そして、フロント3人と後ろの4人というくくりでなくても良いとなった今、彼らは次にどんなパフォーマンスをしてくれるのだろう。どんな組み合わせで、どんな化学反応を起こしてくれるのだろう。その先に、どんな7人の未来を思い描いているのだろう。また一歩、確実に前へ進んだ彼らが目指すその先を既に期待してしまっていて、早く知りたくてたまらない。ありがとう福岡。ありがとうキスマイ。ゲッツ。

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おまけ  

ライブ初体験記〜KIS-MY-WORLD福岡9/13に行ってきたお話②〜タテとホコのその後



KIS-MY-WORLD、福岡9/13公演に行ってきた。ライブ初参戦。怖くて&時期的にも行けなかった1年前。番協に参加し、面白かったし生舞祭組ちゃん(舞祭組ちゃんしか出てない回だった)は素敵だったけども周りの雰囲気にビビったため今のところ現場はいいかなともらしていた半年前。おかしいな、ライブ行っちゃいました(笑)


面白かった。今回のアルバムの目玉である、4つのペア曲についてはちゃんと文章にしときたいなと思って別記事にまとめたのでこちらへ。

キスマイ4大ペア攻防戦〜KIS-MY-WORLD福岡9/13に行ってきたお話 - タナゴコロ


なので今回は、Twitterでのレポ(?)まがいなども載せつつ、私の感じたことを(多少自分語り風味・主観的な話になってしまう気もするけども)割とラフな感じで記録に残しておきたい。


とりあえず今回印象的だったところ。



これらを見てもらえば分かると思うのですけど、MCとか大喜利以外の、いわゆるパフォーマンスで横尾さんが出てる時は、ほとんど横尾さんしか見れてないんですよ。それが今回のライブ参戦における個人的な反省点。せっかくの機会なのに視野が狭すぎた。


初めてのライブで実感したことは、ライブに来ると、自分の中の気持ちが明確になるんだなということ。お茶の間にいるとテレビさえつければカメラが捉えた映像を、ある意味平等に、ある意味強制的に得られていたし、見逃した部分は録画を見直すことができていたけれど、ライブでは自分でどこを見るか、どこを切り取るかが自由になるため、見逃した部分は諦めなくてはいけないという取捨選択に迫られる事態が発生する。逆に言うと自分が見たいところを見ることができる。誰を見るのか、どこを見るのか、何に重点をおいて見るのか。むしろ、それができるのがライブの醍醐味のひとつなんだなと帰って来てからやっとこさ理解した。


実際にその帰路に立たされた時、私はほとんど無意識に横尾さんばかりを見てしまっていて、「横尾地獄」からはまだまだ抜け出せそうにないなとあとで苦笑するハメになる。それはそれでとても楽しかったんだけども、そのおかげで彼らのパフォーマンス全体を把握しきれなかったことについては悔やむ自分がいて、ということはイコール私は彼を好きな気持ちと同じくらいキスマイというグループが好きなのだなと。改めて。


等々小難しく考えつつも、帰ってきてからパンフレットのインタビューを読み返しては次はもう少し自由に、もう少し純粋に彼らとの時間を楽しめるようになろうと、次はもう少し気負わずに楽しんでしまおうと思っている。とは言え今回のオープニングフライングのカッコ良い姿も、ゲッツにハマってみんなでわっちゃわちゃしちゃうキスマイちゃんも、やっぱり生で聴いてパフォーマンス見ると楽しくて好きになっちゃったドキドキでYEEEAAAHHH!!とHalleyも、実はすごく好きなラキセを生で見れたことも、ちょっとした繋ぎの映像なのに妙に凝っちゃってて(毎回ちがうんだよねコレ?数分の為に忙しいのにどんだけ時間費やしたんだよ…とも思うけど、多分ジャーニー・新春と回を重ねるごとに楽しくなっちゃってこんなところに妙に力入れちゃったのかなと想像したらそんなキスマイちゃんたちが好きだ)私好みのくだらな面白すぎるキスマイが濃縮されてる妖精ハウスVTRも、すんごいバンク組んだステージでのローラーパフォーマンスも、それぞれが超カッコイイ帝王衣装で舞う姿も、全員でかわいいメンカラ帽子被ってブランコ座って歌う様も、充分に!楽しんだんだけど!けどもっと見たかったな〜って!!!

でもまあ、もっと見たかった、DVD早く見たい、と思えるライブこそ理想のライブなのかもしれない。もっと見たかった、と思いながら家に帰ることこそファンにとって最高の感想であり結末なのかもしれない。


一緒に入ってくれたTさん、短い時間ではあったけどもお会いしてたくさんお話ししてくださったOさんとの時間もとってもとっても楽しくて。これもライブの楽しみのうちのひとつなのかもなということを身を以て知ることができた。お二人にはこの場を借りて感謝。



そもそもジャニーズなんてほとんど知らず、全くオタク気質なく成人したはずなのにそこから2年間であれよあれよとこの様で。キスマイちゃん責任とってくれよって感じですが責任もって楽しませてもらってきましたありがとう。私も自分のやるべきことを頑張ります。頑張るバルーン。


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藤北、ニカ千、宮玉、わたたいのコンビ特性について。「KIS-MY-WORLD」発表へ向けて

横尾さんお誕生日おめでとう。ということでなんとなしにTwitterにaskへのリンクを置いておいたら面白い質問を頂きまして。

 
こんにちは!4thアルバム「KIS-MY-WORLD」の詳細が発表されましたね。藤北・宮玉・ニカ千・わたたいの4ペアのユニット曲が収録されるということでとっても楽しみにしているのですが、とこさんは各ペアにどんな曲を・どんなパフォーマンスを望みますか?ご意見お聞かせ下さい。

 

とのこと。私はキスマイそれぞれに対して「こういうパフォーマンスをやって欲しい」ということを意識して考えてみることがあんまりなかったので(無意識に潜在的に抱いている期待はあると思う)、まずそれを考えるのが面白かった。そして、これらをかんがえてゆく内に、藤北・ニカ千・宮玉・わたたいは、コンビとして綺麗に4分類できるのではないかと考えはじめたので、今回はこの4ペアの特性について、徒然なるままに。

 ちなみに、これからの内容と被る所は多々あるが、このaskへの私なりの回答はこちら。

とこ | ask.fm/Ttk_d634


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藤北・ニカ千・宮玉・わたたいを考えていくにつれ、私の中で上図のような分類ができあがった。

藤北とニカ千の共通点は、良いコンビでもあるがそれ以上に良きライバルでもあり、かつ両方のコンビともに正反対のタイプの2人である点ではないかと。北山さんの魅力が男としての力強さなら藤ヶ谷さんはしなやかなセクシーさ、北山さんが可愛らしさなら藤ヶ谷さんは美しさ、などというイメージがある。ニカちゃんがハスキーな力強い歌声なら千ちゃんは細やかなよく通るビブラートで対抗し、千ちゃんがメリハリの効いた独特のダンスで勝負するならニカちゃんはその長い手足を活かした表現力で応戦する。勿論こういう表現ばかりではなく4人とも様々な引き出しを持ち合わせているわけだけれども。そしてこの2組の共通点はもうひとつ、ハングリー精神ではないだろうか。両コンビとも、自分個人のためにでもあるが何と言ってもキスマイのためにどこまでも上を目指し続け、成功しても決して満足せず挑戦し続けるコンビだと思う。特にニカ千はこれまで耐えに耐えてチャンスを渇望し続けてきたと思うので、今回はその思いをありったけ詰め込んでパフォーマンスして欲しい。

これら2組とは性質が異なるのが宮玉・わたたいコンビである。もちろん個々のハングリー精神はキスマイ全員持ち合わせているとは思うが、このペアでパフォーマンスするとなった時にそれが発揮されるとは想像しにくい。コンビとしても、ライバルでもあろうがそれ以上に良き理解者・親友のような関係である方が大きいのではないかと思う。それゆえこのコンビのパフォーマンスは藤北・ニカ千とは一味違うものになると思うので、そちらも楽しみである。


では、藤北コンビとニカ千コンビ、宮玉コンビとわたたいコンビの相違点はどこか。言ってしまえば人が違えば全てがちがうわけだが、藤北・宮玉コンビは抜群の安定感がある。この2組のコンビなら大丈夫、必ず見ている観客を虜にしてくれると信じられるしある程度彼らならこういうパフォーマンスをしてくれるのではと想像できる安心感。まあ、それを毎回上回ってくれるのが彼らでもあるが。逆に、ニカ千・わたたいコンビはどのようなパフォーマンスがなされるかほとんど想像がつかず、良い意味で未知数である。もちろんニカ千の能力を持ってすればパフォーマンスの質は担保されているわけで、そのような心配があるわけではないのだが、何せ「二階堂が餅に吸い込まれた歌」を、しかもあのクオリティで披露したニカ千である。どんなパフォーマンスをしてくるのか、本当未知数すぎる。そしてわたたいこそ謎の塊である。わからん。そんなわけで良い意味で未知数な2組がどんなモノを見せてくれるか、どう化けるか、これまた楽しみでもある。


この図を作り、改めて見てみると藤北の正反対に位置するのはわたたいであり、ニカ千の正反対に位置するのは宮玉となった。何と無く分かる気がする。

もちろん彼らのコンビ特性はこれらの指標(ライバルペアか親友ペアか・ハングリー精神が出るかでないか・安定感か未知数か)だけでは計り知れず、今回はこの組み合わせに対して私が共通点と相違点を抽出したに過ぎない。それでもこのようにしてこれら4コンビについて考えてみて、また少し理解が深まった…というか、あくまで私個人の考えなので、自分の中の彼らのイメージを明確に捉えることができたと思う。


特にオチも何もない話だが、一通りこれらのことを考えて、アルバムもライブも楽しみだなあと幸せな気分になっている。そして、1たす1が常に2以上になるキスマイに期待しかない。頑張れ、4ペア。頑張れ、キスマイ。

 

Kiss魂 セブン版ジャケ写とサクラヒラリ。視聴公開に寄せて

来たる3/25にKis-My-Ft2の13枚目のシングル、Kiss魂が発売される。2月にライブDVD、3月は舞祭組3rdシングルやっちゃった!!と当該シングルの同月発売ということで決算期という見方もあるにしろいつもにもまして生き急いでいるキスマイ陣営だが、個人的にはその生き急ぎ感、野心むき出し上しか見ないぜ俺たちはっていう感じもそこそこ嫌いではない。彼らの歩む道は細く長く続いて欲しいけれど、いつまでもある程度ハングリーでいて欲しい。と言いながらも、言わずもがな横尾さんは相変わらずマイペースでいてくれるんだろうと疑いもしなかった私に今なら脳天唐竹割りくらわしたい、そう思う羽目になった事実が明らかになったのは2/25の深夜のことだった。
何が起こったって、今回4形態展開するCDのうち、セブン版のジャケ写中央に横尾さんが立っていたのである。いわゆるセンター…。もう、なにごと…あらまおおごと…。とりあえず私自身このようなことでこんなに興奮するとは思ってなかった。センターに立って欲しいと明確に思った記憶もなかったし、今後キスマイにおいて舞祭組にもスポットが当たりはじめるならば横尾さん以外の誰かからで、横尾さんは順番的にはラスボスだろと心のどこかで思っていた気もする。実際、あの立ち位置にはどのような意図があるのかは今現在の私にはわからない。もしかしたらまたくじ引きをしたのかもしれないし、ジャーニー会見で舞祭組のうち1人だけ通常立ち位置を引き当てた横尾さんへのおこぼれジャケ写かもしれないし、最近の露出や知名度を誰かが買ってくれて彼を押してくれた可能性もある。でもそんなことを考えるより早く、私には言い様のない波が押し寄せてきていた。言葉にするとすれば喜びであり驚きであり戸惑いであるのだろうと、その時もどこかで冷静になろうとしている自分が考えてはいたのだけれど、でもその晩はいつまでもどこまでも冷静になりきれず、自分自身の感情を把握することも制御することもかなわなかった。今改めて考えてみてもそれらいろんな感情が複雑に混ざりあったような、波、と表現するが1番適当な気がする。こんなにまで嬉しいの最上級のような気持ちをわたしはこれまで経験したことなどあったか、むしろ自分に対してすらないのではないかなどと自ら問うてみたくなるほどの身に覚えのない衝撃と感情の渦を、わたしは愛すべき他人の、しかもはたからみれば些細であるかもしれない事柄で経験してしまったのである。光栄だ。

さらに2/28、私の感情にもう一度追い打ちをかける事実が発覚する。CDの視聴音源の公開だ。正確には28より前に公開されていたはずなのだけれど、私はCD一枚の購入を既に決めていたため、わざわざ視聴しなくてもいいかなと思ってスルーしていた。そんな中で28日にフォローさせて頂いている方のつぶやきを見て、何気無く視聴をしてしまった結果がこれだ。
ええ、なんか今振り返ってみるとだいたい私が横尾さんを侮ってるだけな気もしてきたんだけど、まさかまさかの視聴音源部分に主メロソロパートがあるとは思わなんだのですはい。今でももしかしたらこれほんとは玉さまなんじゃないかと半分くらい疑ってるんだけど、もしそうだったらそのときは是非笑ってやってくれって感じなんだけど、今回ばかりはしてやられた。なんだこれは。ちょっと泣いた。笑
全体の歌詞も歌割もわからないけれど、とりあえずサビのALLの後に横尾さんが歌ってるとして、しかもなんだか音源聞く限りいい雰囲気出してて、歌詞もステキで、ああもうなんだこれは…。私が何かしたわけでもなく、長年彼を応援していたわけでもなく、ただ1年ちょっと遠くから見ていただけなのにこんな感情を抱いてしまって何様なんだと自分で自分に思いながら。そして今回、このタイミングでなぜ横尾さんに(今のところ)スポットが当たった(ように少なくとも私には感じられる)のか、応援している私ですら不思議だけれど、メイン曲のKiss魂やShake Bodyなどはテンポも良くてダンスナンバーっぽいのでフタを開けてみたらそりゃもう宮ニカ千がフューチャーされているのかもしれないしむしろそうあって欲しいと思う部分もあるのだけれど、でも、嬉しい。全てを平等に、とは思わないし、横尾さんが常にセンターに立って欲しいとも思わないし、歌やパフォーマンスの雰囲気に合わせての適材適所ってあるだろうし、なんだかんだフロント3人ってやっぱすごいなって思う時もあるし、千ちゃんかっこいいなとかニカちゃんかっこいいなとかみやっちかっこいいなって思う時もあるし、横尾さんかっこいいなって思う時もある。それぞれの雰囲気や力量に合うパートや立ち位置、そしてそこに立つチャンスをそれぞれがもらえるならば、ひとりひとりの努力や個性がある程度正当に認められてそれぞれが最高に輝く場面をそれぞれが作ってもらえるならば、それが最善なのではないかと思っている。もちろん向こうは売り手なので戦略的なものが絡むことは避けられないだろうとも思うわけだけれども。

話がズレてしまった。とりあえず、一言で言うなら嬉しいとしか言いようがないこの感情を説明できそうな方がいらっしゃったらば是非教えていただきたい。いややっぱり説明されたくない。そんな今の感情を、とりあえず残しておきたくて、今日は私のブログ更新日。

【個人的覚書】2014ConcertTour Kis-My-Journey MC集・大喜利目次

とりあえず今回のキスマイLIVEDVDは色々盛り沢山だったので、あとで、あ、あのシーン見たいなどこだっけって思った時のためにかなり個人的な覚書きペタリ。これでスマホ変えても大丈夫。見てない人はほぼネタバレ(しかしかなりはしょったメモなので他の人にはちんぷんかんぷんかも)かもしれないので観覧注意。

個人的には初回DVDのMC集がかなり気に入ってて、だいたい見たかったのは入ってた気がする。ちょっぴり残念だったのは名古屋でせんちゃんに忍び寄るニカちゃんと、福岡でみっくんでておいでって言うわたママがカットされてたこと。でもそれと同じ日のタカシ♡待った?♡なわたるおかあさんは入っててよかった。

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一言付け加えさせてもらうとしたら、やはり横尾さん好きにとっては東京2日目と3日目が素晴らしいですよねえ…横尾チケットに盛り上がる兄組ふぉー!横尾さんってスゴイよね?!最終日だから言っちゃうけど、何あの横尾さん歌った後の声!?拍手してる人もいるよね?!って盛り上がる北ニカ千ふぉー!


あと大喜利。個人的趣向によりお題の他に横尾さんに特化したメモ書きあり。
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初回DVDの密着ドキュメントについては、だらだら流して見るのが好きなので、ピンポイントであそこの場面見たい!っていう感覚が現時点であまりないため今のところは割愛。