タナゴコロ

よこーさん!!キスマイ。初心者。@Ttk_d

横尾さん。と少しの二宮千

最近、やっとひと段落ついて、これでもか!というくらい依存してきたキスマイに日々感謝している。趣味って大事。アイドルに救われる、なんてことがあるわけない、カッコいいからとかよくわかんないと思っていた一年前の自分に言いたい。全ての人が当てはまるわけではないけれど、アイドルに救われることもあるのよ。

 
で、今日は私から見た横尾さんについて。ここで最初に断りたいのは、あくまでこれは私から見た、私フィルターの横尾さん。基本的に普段はおちゃめで面白くてかわいいと思ってるけど、今回はその内面にスポットを当てたい。だからまたしても重い内容っぽくなっちゃうことは避けられないのでそんなの嫌な人はここでリターン。
 
 
 
横尾さんは、何と言っても人間味がある。人間臭い。それゆえなぜか周りの共演者に愛される。でも本人にその自覚はない。なのに時々ツボに入り横尾地獄に落ちる人出没。
 
ラジオやキスブサだけではわからなかったけれど、雑誌の言葉、フェイク、キス濱、ライブDVD、メイキング映像、極め付けの裸の時代を見て感じたのは、横尾さんの醸し出す不器用さとまっすぐさと…なんというかあふれんばかりの周りへの愛情というか気遣い…というと語弊がありそうだけれども。とにかく、この人は本当に自分より他人のことがよく見えていて、むしろそれゆえに自分のことは忘れてしまいがちで、なんというか本当に不器用で愛おしい人だと思った。
 
 
過去、何度も辛い思いをしつつ、諦めつつ、それでも諦めきれず、プライドも高いしうまくできないこともたくさんあるし、だからと言ってそれを全て受け入れて道化(誰かを楽しませるために行動する)になりきることにもまだ抵抗があって、いろいろと苦戦している風に見える。
 
一生懸命やることがかっこいいんだと舞祭組になってから何度も口にしてはいるけれど、一生懸命やってもダメなときもあると知っているからこそ一生懸命やることの怖さも知ってしまっている。でもだからこそ尊いのだということも理解はしているはず。でもそれを完全に割り切れるかは別問題。
 
人間だもの、自分がまがりなりにも頑張ってることをネタにされて笑われるのは、そこに相手からの愛や想いがあったとしてもいい気分じゃないよね。
 
 
同じ舞祭組でも、
 
にかちゃんは生き残るために、メディアを通して見ている人に楽しんでもらえるようにするには、という自分の中の目的が常にある。もうどこでどんな風に反応したらいいか考えなくても脊髄でひらめくくらいにはなってるかもしれない、考えこむより先にひらめいて動くだけのパワーと当たって砕ける元気がある感じ。
 
千さんは負けず嫌いでハングリーででも純粋で優しいから、いじられてもどんなチャンスでもつかんでやるって考えて行動できるのに加えて、長年グループ内でも弟として生きてるしいじられても楽しめるだけの自分へのある程度の余裕と自信もある。
 
みやっちはそれこそいじられてもその意味を理解して納得しているからむしろそれを武器にして自分の役割とやりたいことをより追求していくことすらやってのけているような実は賢くて心が広い人で、まず一歩を踏み出す勇気がある。
 
というイメージ。そこにたどり着くまでおそらく彼らも悩んだ時もあったと思うし、今でも悩んでいる部分もあるかもしれないけれど、彼らはそれぞれ目的や目標があるから強い。
 
横尾さんだって弱いわけじゃないし、ほんとは優しいし、無意識かもしれないけど常に仲間を気遣っているし(そのせいで自分が隠れる)、はっちゃけたりパニクると面白いし、容姿端麗・スタイル抜群だし、料理も家事もパラパラ漫画作りもバルーンアートもできる。
 
でも、グループとしてどうなりたいかは仲間を信じることで描けても、自分がどうなりたいか、ということ、つまり目的を持つことはそれが出来れば強くなれる一方でとても勇気がいること。だってそれが叶えられるかは自分1人でどうにかなる問題ではないのに自分1人で背負わなくてはいけなくて、実際に過去何度も夢見た未来から(本人の責任だけではなく)軌道修正を強いられてしまっていて。
 
そんなわけで、横尾さんが悪いのではないのだけれど、自分に自信がないのが一番本人が辛いところではないかとおもう。
自分が好きなら、自分のしてることこれで間違いない楽しいって胸はって言えるなら、例え他の人に何か言われてもそこまでつらくない。それこそ目的のために利用するくらいには強かになれる。
でも横尾さんが愛しているのは自分ではなくメンバーなのであって。求めているのは自分未来ではなくグループの未来。それは悪いことではないし素晴らしい生き方だと思うし私が彼を好きな部分ではあるのだけれど、じゃあ自分はそのためにどうなりたいかと考えるまでにはまだあと一歩の勇気と元気と自信が足りない様子。だって自分は歌もリズムもニガテだしよく噛むし。とか、無意識に考えてるのですよ多分あの人は!
そして自分でも分かっちゃいるけど人に言われるとちょっと嫌な気分がして当然だよね、自分の足りないところって。
 
 
 
それでも楽しそうな横尾さんを見た人がとっても幸せになるってこと、耳元で大声で教えてあげたい。外見もステキだけど、外見だけじゃなく、幸せな横尾さんを見て幸せになれる人がたくさんいるんだってことを叫びたい。あなたの何かに救われた人が本当にいる、その力があることを信じてほしい。そして、もうそろそろ横尾さん自身が何かを目指してもいいと思う。負い目や引け目、もうチャラにしちゃって楽しんでしまってもバチはあたらない。
 
大好きな仲間と、素敵な共演者さんたちと、スタッフさんと、みんなで楽しんでほしい。
その上で、後ろを振り返る反省ばっかりじゃなくて、もちろんそれも大切なんだけれど、あなた自身の未来を探す方向に目を向けて欲しい。
勇気と、元気と、自信を、本当の意味で手に入れてほしい。っていうかあのコメント最高だった。追い込まれた時の横尾さんかわいい。
 
デビュー発表されたコンサートでキタミツがsmile途中でそれまで一緒にEXILEしてた横尾さんを振り返った瞬間。あれは、意味がある行動だと思ってる。
 
君の笑顔でこれだけの人が笑ってるのに
 
ひとりじゃないと気づいて欲しいよ
 
いつかこの涙も笑顔に変わる日が来るから
 
君にはずっと笑っていて欲しいよ
 
 
それとももう、無意識の中でも気付きはじめているのかな。みんな、あなたが好きなんだと。そして見つけかけたのかな。料理なら負けない。これが好きだ、これがやりたいって。これまでとは違う、コンサートで笑う横尾さんとかファンサする横尾さんが目撃されているけど、少しずつ、前に進み出しているのかな。
 
だとしたら、耳元で叫びたい気持ちは変わらないけれど、横尾さんのペースで、少しずつ模索しつつ横尾さんが前へ進んでいくのを一緒に見ていたい。何をしてあげられるわけではないけれど、応援していたい。